世界周遊(一周)切符、passepartout(仏) パスパルトー「pass for all どこにでも、どこまでも行けるオープンチケット」。出発地のロンドンは、ロイヤル・オペラハウスのある、コヴェントガーデン駅に向けて、英国紳士のトレードマークシルクハットを被り、傘を携帯し、ジェントルマンスマイルで黒塗りオースチンタクシーに乗り込みます。 213マイル離れたフランスのパリに到着。 | |
地下鉄の出口は、4号線のサンジェルマンデプレ駅。世界的哲学者を生みだしたカルチエラタンの界隈でもあって、カフェでお茶しながらみんなでわいわいがやがやおしゃべりを楽しんだり、本を片手に少しお行儀が悪いけれどバゲットを口に挟みながら足早に、その先に見えるエッフェル塔を背に、ヴァイオリンの生演奏が始まった。みんなで輪になってステップを踏んで。 |
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*補足:passepartout は、フランス作家Jules Verne(ジュールベルヌ)の著書「80日間世界一周旅行」でイギリスの主人公の旅をサポートするフランス人の執事の名前としても知られています。
この世界一周(周遊)の旅は、まだまだ続きます。 |